年収が良いと言われるCRAへの転職を考える

収入をアップさせるために薬剤師からCRAへ転職をはかるというパターンは良くあります。

しかし残業の多いCRA。

どちらをとるべきか、お話ししておきましょう。

▽会社に帰ってからがCRAの本番。

CRAの平均的な残業時間は月に50時間前後と言われていますが、果たしてその信憑性はどうでしょうか。

CRAは院内で完結する仕事ではなく、結果を会社に持ち帰ってからの書類作りのほうが本番といえる職業です。

出向先の医療機関では、医師や関係者のあいだを忙しく立ち回り、治験のチェックに追われます。

それからデータを整理して会社に戻るので、夕刻からの報告書作成になる日も多々あります。

▽気の抜けない全力投球の日々。

報告書の作成が遅れたことで、医療機関の治験に影響が出るようなことがあってはなりません。

また院内における立ち居振る舞い、段取りの悪さで治験の円滑化を妨げてもいけません。

出向先の病院でも会社に帰ってからも、全力投球の日々が続きます。

当然ですが提出日に間に合わせるための徹夜・泊まりもあります。

CRAの残業時間は50時間では済まないと考えるのが普通でしょう。

▽CRAの年収は300万円~1,000万円です。

収入的には安定しても、生活時間が損なわれていく転職先であることは覚悟しましょう。

どんな職業でも簡単な仕事で高収入などありませんが、子どもが生まれ家族との時間が大事というなら、転職よりも薬剤師のままでいくという考え方が賢明です。

ゆったり安定的に暮らすか、高収入のために多少の犠牲は仕方ないと割り切るかです。